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十二本の毒矢 ジェフリー アーチャー 新潮文庫

さりげない執筆でしみじみとした読後感を抱かせるものや、技巧を凝らしたオチのあるものなど、さまざまなタイプの十二編の短編集、続編に「十二の意外な結末」があるよ(結構笑えるのや、ほろっと涙がでそうになるものまでほんとバラエティーにとんでます)




ガラスの動物園 テネシー・ウィリアムズ 新潮社文庫

生活に疲れ果て、昔の夢を追い求める母親、足が悪く、極度に内気な娘ローラ、青年らしい夢とみじめな現実に追われて家出する文学青年の弟の三人が展開する抒情的な追憶の劇。内気なローラは、現実から逃避するために、ガラスの動物を集めるが、ローラ自身がまるでガラス細工で出来ているよう、繊細で、飾り棚から取り出せばすぐさま壊れてしまいそう、そんな三人が生活する家にある青年が訪ねてくるのだが・・・・≪普遍的テーマを扱った作品、戯曲集です≫




夜のフロスト R・D・ウィングフィールド 創元推理文庫

続出する病気欠勤に、ここデントン警察署も壊滅状態、それを見透かしたように、町には中傷のビラがばらまかれ、連続老女切り裂き魔が闇に躍る、記録破りの死体の山が築かれるなか、流感ウィルスにも見放された名物警部のフロストに、打つ手はあるのか?下品なジョークを心の糧に、フロスト警部はわが道をいく。(とにかく笑えるよ(ノw`)ンフ゜フ゜)




クリスマスのフロスト R・Dウィングフィールド 創元推理文庫

だらしがなくて、そのうへ下品、直属の上司と部下に嫌われているのに、なぜか他の同僚には人気があるフロスト、しかし一旦事件が持ち上がると、下品なジョークを撒き散らしながら、その直感で難問を解決する、色んな事件が交錯するのにスラスラと読めてしまう面白さですよ、下品なジョークも結構いけてます。




喪服のランデブー コーネル・ウーリッチ ハヤカワ文庫

二人は毎晩八時に逢った。雨の降る日も雪の日も、月の照る夜も照らぬ夜も。もう何年もまえから。でもあと一週間もすればそれも終わる、二人は結婚するのだから、しかしその夜彼女は待ち合わせの場所にはいない。いや居たけれども立ち去った死体となって。旅客機の乗客が落としたビンが彼女を直撃したのだ。『( ̄~ ̄;) ウーン普通、飛行機からビン落すか?っうか落せるか?大分前に書かれた本だから、その当時は落せたのかな?でも常識で考えて落さんよなーそんでもってそれが人を直撃するか普通、絶対ないとは、言い切れんけど』失礼続きね。彼は気が狂った殺人鬼となり、飛行機に乗り合わせた乗客を見つけ出しその本人を殺さずに、その人の一番大切な人を殺し始める。『事故の部分を除けば、切なくて、悲しくて、読ませます。




古い骨 アーロン エルキンズ ミステリアス プレス文庫

レジスタンスの英雄だった老富豪が、北フランスの館に親族を呼び寄せた矢先に事故死した。葬儀のあとその館の地下室から第二次世界大戦のものと思われる切断された人骨が発見され、さらに親族の1人が毒殺される。人類学者ギデオンは、骨を鑑定して、それがどんな人物だったのかを推理し、事件を解決していくのだが。 (面白いよだけどこの本自体見つけるのに苦労するかも)




ブラックダリア  J エルロイ 文春文庫

ロス市内の空地で若い女性の惨殺死体が発見さる、スターに憧れて都会に引き寄せられた女性を待つ1つの回答だった。 漆黒の髪に黒ずくめのドレスだれもが知っていて、誰も知らない女。何時しか事件はブラッツクダリア事件と呼ばれるように。  その後に続くLA四部作の一作めこの後 LAコンフィデンシャル ビックノーウェア ホワイトジャズと続いていく




ホワイト・ジャズ ジェイムス・エルロイ 文春文庫

「ブラック・ダリア」「ビック・ノーウェア」「LAコンフィデンシャル」そして「ホワイト・ジャズ」暗黒のLA四部作最終章。脈打つ暴力衝動、痙攣し暴走する妄執、絶望の淵で嗚咽する魂・・・・殺人・賄賂・買収・恐喝・嘘・暴力・威嚇・ありとあらゆる悪が渦巻くLAで、金・名誉・権力・地位を求め続ける悪徳警官・・・圧倒されてくたくたです。




L.Aコンフィデンシャル上下 J・エルロイ 文芸春秋

L・A四部作の三作目。暴力、猟奇殺人、密告・・・悪と腐敗に充満した50年代のロサンジェルス。アメリカの暗黒面がすごい描写で描かれてる怖いぐらいだよ。映画化もされて、アカデミー賞いっぱいとったね。映画もよかったけど、小説の方が内容が濃いかな、人間関係も複雑だしね。




アメリカン・タブロイド J・エルロイ 文春文庫

アンダーワールドUSA3部作その1。ハワード・ヒューズの用心棒、FBIの捜査官2人を中心にマフィア、FBI長官、CIA職員、政治家などが複雑に交わりながら狂気に向かってひた走る。LA4部作よりも更に複雑になったプロットと登場人物の異常な多さでストーリーを掴むのにさえ苦労するが、全ての策略、謀略が明らかになった時のあの打ちひしがれる感じはLA四部作にも共通する。




ビッグ・ノーウェア上下 ジェイムズ・エルロイ 文春文庫

LA四部作の第二部。1950年、共産主義の脅威に怯えるLAで、異常殺人者を追う保安官アップショー、アカ狩りで名声を狙う警部補コンシディー、暗黒街の始末屋ミークス。策謀と欲望の迷宮で翻弄される三人の男たちは、暗い道の果てになにを見るのか。 ≪LAコンフィデンシャル」前夜のロサンジェルスが描かれています。≫





火刑法廷 ジョン・ディクスン・カー はやかわ文庫

編集者のエドワードは、社のドル箱作家の書き下ろし原稿をみて愕然とした。添付されている十七世紀の毒殺犯の写真は、まごうかたなき妻マリーそのものだった。しかもその夜、隣人の妻にかかる毒殺容疑の噂の真相を追い、墓を暴きに出かけた彼は、妻の予言どうり棺から死体が消失しているのを発見した・・・・婦人毒殺魔が流行のように輩出した十七世紀と現代が妖しく交錯していくゴシック・ホラー




ティファニーで朝食を トールマン・カポーティー

オードリー・ヘップバーン主演の同名映画の原作。映画見ていっぺんで、オードリー・ヘップバーンのファンに、主題歌のムーン・リバーも素敵でした。それで原作読む気になったんだけど、ラストが全然違うのにびっくり。でも主人公の性格からして、原作のラストの方が、納得かも?





寒い国から帰ってきたスパイ ジョン・ル・カレ ハヤカワ文庫NV

英国諜報部のリーマスは任務遂行に失敗し、諜報部を追われる。そんな彼に、東側から接触があり、多額の報酬と引き換えに情報提供を持ちかけられる、しかしそれは東ドイツ諜報部副長官ムントの失脚を計る英国諜報部の策略だった。コンクリートブロックと有刺鉄線に、東と西に引き裂かれたベルリンに再び足を踏み入れるリーマスは巧みにムントを裏切り者に仕立て上げるのだが。(最期はほんとに悲しい結末で(T。T))




Zの悲劇 エラリー・クイーン はやかわ文庫

時期選挙に立候補したニューヨーク州の上院議員が自宅の書斎で何者かによって殺害された。胸に血染めのペーパーナイフ、机の上にはHEと金文字で書かれた黒い小箱が置いてあった。不定期船HEJAZに隠された謎とは、悪党とドルリー・レーンの息づまる死闘が展開する。




Xの悲劇 エラリー・クイーン ハヤカワミステリー文庫

ニューヨークの市外電車の中で起きた株式仲買人の毒殺事件。凶器はコルクに針を打ちつけニコチン液に浸した特殊なものだった。思案にあまる警部サムは、事件の解決をドルリー・レーンに依頼する。レーンは早々と犯人の目星を付けるが、法的証拠を掴む前に第二、第三の殺人事件が発生する。≪ミステリーの古典的作品、この後に、同じドルリー・レーンが活躍する「Yの悲劇」「Zの悲劇」「ドルリー・レーン最期の悲劇」の四部作になってます。別々に読んでも差し支えはないですけどね。≫




Yの悲劇 エラリー・クイーン はやかわミステリー文庫

ニューヨークに住む科学者ヨーク・ハッターが自殺した。そして残された遺族に毒殺未遂事件が発生する。調査を依頼されたドルリー・レーンであったが介入もむなしく、ヨーク夫人がマンドリンで殴り殺される。ヨーク・ハッターの亡霊に呪われたように、次々と起こる陰惨な事件の背後にはどんな真相が隠されているのだろうか・・・・≪エラリー・クイーンの最高傑作といわれてます。わたしはXの方が好きだけど・・≫




そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー はやかわ文庫

孤島にあつめられた10人が、マザーグースのインデアンの歌になぞらえて、1人りづつ殺されていく。生き残った人間の中に必ず犯人がいるはずなのに、誰が殺人者か解らず、疑心暗鬼に陥る生存者。あなたは犯人が誰か、解るでしょうか、それとも、あっといわされるでしょうか?≪ミステリーの女王アガサ・クリスティーの古典的名作です≫




さらば甘き口ずけ ジェイムズ クラムリー ハヤカワ文庫

私立探偵スルーが依頼されたのは、アルコール依存症の作家トラハーンの捜査だった、カリフォルニア中の酒場を巡ってやっと探し当てると、その酒場の女主人から10年前に失踪した彼女の娘を探してくれと別の依頼をうける、わずかな手がかりから綻びでた失踪の真相は。≪ファイヤーボール ロバーツという名の、飲んだくれのブルドッグがでてくる、なんか可愛い≫




逃げるアヒル ポーラ・コリンズ ハヤカワ文庫

キャリア・ウーマンのクレアは、ある日何者かに狙撃される。幸いにも軽傷ですんだが、犯人の心当たりはまったくない。護衛についた刑事マルチェックと逃避行に出た彼女に、暗殺者の執拗な銃口が迫る。やがておぼろげな記憶の中からある一人の男がうかびあがるが・・・女性作家らしいロマンス的要素も強く何度か映画化されてます。映画は不評だったみたいだけどね。




青い麦 コレット 新潮文庫

十五歳のヴァンカと十六歳のフィル。毎年夏になるとお互いの家族は同じ別荘でひと夏を過ごす、フィルはヴァンカと恋人どうしになりたいけど、ヴァンカの方はまだそこまでは考えてない。ところがその夏隣の別荘に1人の女性があらはれてフィルはその女性に会う為に夜中別荘をぬけだして、それをしったヴァンカはやきもきしだし・・・・・(高校の時読んだけど今でもたまに読む ヴァンカがほんとに可愛いくて微笑ましいよ)




検視官 パトリシア・コーンウェル 講談社文庫

バージニア州・リッチモンドで女性連続殺人事件が起こる、襲われた女性たちはみな、残虐な姿で辱められ、絞め殺されていた、リッチモンド市中が震え上がる中、犯人は犯行を重ね、警察はなすすべもなく、犯人に振回わされる、通り魔的犯行のため犯人像がうかびあがらないのだ、そこで女性検視官ケイ・スカーペッタは、犯人像を割り出す為に科学捜査に乗り出すのだが。≪FBIによる犯人の性格分析やDNA鑑定など最新の科学捜査が見所かな・・続編が次々出てるんですがドンドン質が落ちていくような気がw≫




料理人 ハりー・コンラッド ハヤカワ文庫

平和な田舎町コブに、自転車に乗ってどこからともなく現れた料理人コンラッド。町の半分を所有するヒル家にコックとして雇われた彼は、舌もとろけるような料理を次々と作り出した。しかし、やがて奇妙なことがおき始めた。≪美味しい料理で、人々の心を捉えていく料理人すごいんだけど、不気味です。≫




悠久の窓上下 ロバート・ゴダード 講談社文庫

老父が一人で暮らしている家を買い取りたい―伝説のステンドグラスを探している大富豪の提案に息子たちは色めきたった。だが頑固な父親は皆の説得を拒否した挙げ句、階段から落ちて死亡。遺族が問題の家に足を踏み入れた瞬間から、事態は思わぬ方向へ転がり出す(久しぶりの「ゴダード」作品、勢いこんで読み始めたけれど、解決の仕方がえらく安直( ̄~ ̄;) ウーン 家を買い取るって話がまったくの出鱈目で、この一族を嵌める陰謀だったって所までは結構面白かったんで期待したんだけどww)




蒼穹のかなたへ上下 ロバート・ゴダード 文春文庫 

讒言で会社を追われ、元の部下で現国防次官ダイサートの世話でロードス島の別荘番として酒と倦怠の日々を送る中年男ハリーの前に現れたのは清楚な娘ヘザー。ギリシャの風に吹かれる夢のような毎日。だがヘザーの突然の失踪。なぜなのだ?苦しい疑問を解くべく祖国イギリスに立ち帰ったハリーを待ち受けていた大いなる陰謀。




闇に浮かぶ絵上下 ロバート・ゴダード 文春文庫 

19世紀のロンドン。ひとりの男が11年の時を経て戻ってきた。男の名はジェイムズ・ダヴェノール。自殺する旨の手紙を残して消息を絶った准男爵家の跡継ぎだった。元婚約者の出現に心乱れる人妻、憎悪に燃えるその夫。頑として彼を認めようとしない母と弟。それぞれの思いがやがてダヴェノール家の忌まわしき歴史の扉を開ける。





永遠(とわ)に去りぬ ロバート・ゴダード 創元推理文庫

人生の岐路に立ったロビンは、6日にわたり山歩きをする予定で旅にでた。山歩きの途中で景色に見とれていた彼に後ろから声をかけてきた女性がいた、四十代なかばの美しい人だった、少しの間会話を楽しんだ二人はそのまま別れたが、数日後山からもどった彼は、彼女が無残な殺人の犠牲者になっていた事を新聞で知る、しかも殺されたのは彼と話した数時間後の出来事だった。悩んだ末に彼はその事を警察に知らせるのだが、そんな彼の元に一通の手紙が届いた、殺された女性の娘からの物だった。≪展開すごく遅いです200ページすぎあたりでようやく話が動き出します、でも最期の100ページは本捲る手が止まらなくなりました。伏見威蕃(いわん)の訳もすごくいいです(もう少し簡単に訳せないかなってとこも多々あるけど)情緒があります。≫




千尋(ちいろ)の闇 上下 ロバート・ゴダード 創元推理文庫

失業中の元歴史教師のマーチンは、悪友からの誘いに乗ってポルトガル領マデイラへ気晴らしの旅にでる。到着そうそう友人の支援者から招待を受けたマーチンは、半世紀以上前に失脚した政治家の奇妙な逸話を聞かされ、その政治家が残した日記を手掛かりに、彼の人生を洗いなおしてくれないかと頼まれる。興味をいだいたマーチンは失業中でもあることだし、渡りに船とこの仕事を引き受ける。しかしそれがマーチン自身の人生の岐れ目になろうとは、ましてや別れた妻の一族の過去を暴きだそうとは・・・≪まるでジグゾーパズル、全てのピースを嵌め終わるまで読み続けるしかありません、≫




惜別の賦 ローバート・ゴダード 創元推理文庫

姪の結婚式に嫌々出席したクリス・ネイピアの前に少年時代の親友ニッキーが突然表れる、彼は34年前に起こった殺人事件で絞首刑になった父親の無罪を訴え、翌朝首を吊って自殺する、その事件に深く係わっていたクリスは罪悪感に突き動かされて過去への旅に出た、しかしそれはネイピア一族の暗い闇の部分を照らし出す旅でもあった、クリスは激しい悔恨を堪え事件の真相に迫ろうとするのだが、そこにはとんでもない罠が待ち受けていた。(ゴダード作品にしては最後は結構疾走感があって面白いんですが、話があまりにも巧くまとまってしまって、チョット拍子抜け)




鉄の絆 上・下 ロバート・ゴダード 創元推理文庫

スペイン内戦に義勇兵として身を投じて死んだ英国を代表する詩人のトリストラム・アプリー彼の死から50年たった今その姉ベアトリックスが何者かによって惨殺される、しかし彼女は自分が殺される事を予期し自分が死んだ後4通の手紙が知人の元に送られる様手配していた、それを知った姪のシャーロットはその手紙を探す旅に出る、そして死の真相を解き明かすのだが、それで全てが終わったわけではなかった・・・・・(最期はハッピーエンドでめでたしめでたしなんだけど、そうゆうのって他のジャンルの本に任せた方がいいんじゃないだろうか、面白くない分けじゃないけど読後感がしっくり来なかった( ̄~ ̄;) ウーン)




僕の心臓を盗まないで テス・ジェリッツェン 角川文庫

移植以外に助かる見込みの無い重病患者・・・余りにも少ないドナー、・・・心臓を買う資産家・・・売られて行く少年・・・刈り取られる臓器・・・ヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ(久しぶりにドキドキしながら読み進みました、リアルな手術の描写は映像を見せられてる気分、それにしても臓器を摘出する時に刈り取ると言う表現方法にはぞっとしました、原題がハーベストだからでしょうが、あまりにもおぞましい・・・)
ウェブ上で面白い本を探していて、akobe(あこべ)さんが運営する「のんのん亭」というサイトでこの本を見つけました感謝




ジョンとメリー マービン・ジョーンズ 角川文庫

若い男と女が、友人のパーティで知り合い、やがて、男のアパートで一夜を共にする。初めての出会いから二十四時間足らずのあいだにをける、お互いの名前もろくに知らない二人の心理的な駆け引き、感情の動きが、こまやかに書き込まれている(映画化されてるんだけど、映画先に見て面白かったんで読んでみたら、小説もほんと面白かったよ)




悪党パーカー/人狩り リチャード・スターク ハヤカワ文庫

武器取引の車を襲って現金を強奪した直後、妻と仲間に裏切られ、危うく殺されかけたパーカー、命だけは助かったものの、刑務所にぶち込まれるはめに、復讐を誓った彼は脱獄、しかし彼の姿を見た妻は怯えて自殺し、裏切り者の男は巨大犯罪組織に身をひそめていた、パーカーは失った金を取り戻し、裏切り者に復讐すべく、巨大組織に挑戦状を叩きつけるのだが・・・・≪主人公がとにかくタフで痛快、読んでいてスカッとします、メル・ギブソン主演で映画化もされてて、こちらもお勧め≫





名もなき墓標 ジョン・ダニング ハヤカワ文庫

ショッピングセンター裏の空地に立つサーカスのテントが炎上した。駆けつけた新聞記者ウォーカーは、幼い少女の死体を見つける、きっと両親に連れられてサーカスを見に来てこの事故に巻き込まれたのだろう 少女の顔が頭から離れないウォーカーは彼女のことを記事にすることにしたのだが、少女の遺体は引き取りてがなく身元不明のまま葬られていた。気になったウォーカーはある夜、少女の墓の前に佇む女を見つけ女の家を突き止めるが、それがとんでもない事件を掘り起こす事になろうとは。




死の蔵書 ジョン・ダニング ハヤカワミステリー文庫

10セントの古本の山から値打ちものの本を探し出す、そんな腕利きの古本掘り出し屋が、何者かに殺された、捜査にあたったクリフは、被害者の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だったはずの男が、いったいどこからこれだけの価値ある本を、さらにその男は掘り出し屋を廃業すると宣言していたらしい事も判明し。(最期はうーんとうなりますた)




ナタリーの朝 A・M・ツウェイバック 角川文庫

ナタリーは子供の時から、みんなに「ちんくしゃ」といわれ男の子とよく喧嘩をした、ママは今はそんなこと気にしちゃだめって言う大きくなったら、ナタリーみたいな顔立ちの子はきっと綺麗になるからって・・・・・・ママのいったことは嘘だった。 ただ一つの救いは、ハロルド叔父さんだけ、叔父さんは私を「可愛い、可愛いお姫さま」って言ってくれる、そんな叔父さんが結婚した、相手はものすごい美人もうだれも信用できない。嫌気がさしたナタリーは家を出て一人暮らしを始める、そのアパートの二階には素敵な男性が・・・・(女性は恋をするとほんとに綺麗になるんだね~~最期はちょっぴり悲しいけど)




ウッドストック行き最終バス コリン デクスター ハヤカワ文庫

夕闇迫るオックスフォード。なかなか来ないウッドストック行きバスにしびれを切らした2人の娘はヒッチハイクを始めるが、娘の1人が死体となって発見される、モース主任警部の華麗な謎解きが、楽しめるよ。(モース主任警部物の、代一作目 全部十四冊でてるよ。)




ジェリコ街の女 コリン・デクスター はやかわ文庫

モース警部がジェリコ街に住むアンと出会ったのは、あるパーティーの席上だった。すっかり意気投合した二人は再会を約すが、数ヶ月後、彼女は自宅で首吊り自殺遂げた。はたして本当に自殺なのか、やがてアンの家の近所で殺人事件が起こるにおよび、モースの頭脳はめまぐるしく動き始めた。≪クロスワードパズルが好きなモース警部、そのパズルを解くように、事件を解決していきます。読めばモース警部のファンになるよ≫




神は銃弾 ボストン・テラン 文春文庫

ボブの別れた妻が、残虐なカルト集団に惨殺され、彼の娘が連れ去られた、憤怒に燃えた彼は、一人娘を取り戻すため、カルト集団を追ってカリフォルニアの荒野を転々とするのだが。(最期に、カタルシスが用意されてて、ちょっとホッとしました)





悪魔のような女 ボアロー・ナルスジャック ハヤカワ文庫

しがないセールスマンのラヴィネルは、莫大な保険金を騙し取るため、自殺と見せかけて妻を殺す。その計画を考えついたのは、彼の愛人の医者リュシェーヌだった。二人で暮らすためには他に方法はないと、完璧に練り上げた計画は成功した。しかしその直後、想像もできない恐ろしい事件が。≪何度か、映画化されてます≫





レッド・ドラゴン上・下 トマス・ハリス ハヤカワNV文庫

満月の夜に起きた一家惨殺事件は、全米を恐怖に陥れる。十人が残酷な方法で殺されたうえ犯行現場では不気味な儀式まで行われていた。かって異常殺人の捜査で目覚しい業績をあげたFBI捜査官グレアムは、次の満月までに犯人を捕らえるべく捜査を開始するのだが。(その後「羊たちの沈黙」「ハンニバル」と続くレクター三部作の一作目「羊たちの沈黙」で一躍有名になったハンニバル・レクター博士が初登場する作品としても注目の一冊だよ)




羊たちの沈黙 トマス・ハリス 新潮文庫

若い女性を殺しては皮膚を剥ぎ取る連続殺人犯、捜査に行き詰ったFBIは9人の患者を殺害して収監された元精神科医レクター博士の示唆をもとに、殺人犯の影に迫るのだが・・・≪映画観た人には、ちょっとあっさりしてるかなと感じるかも(アンソニー・ホプキンスのレクター博士のイメージが強すぎて)でもサイコ・サスペンスの幕を開けた作品として読んでそんはないと思いますよ≫




ハンニバル上・下 トマス・ハリス 新潮社

映画みたけど、こっちの方が、えぐいっていうか、脳みそ食べるところも、小説の方が怖いし、ラストも断然、小説の方がいい。「羊たちの沈黙」は映画の方が、すごいなって思ったけど、今度は小説の方が勝ちかな?≪ 映画見た方は、読んでみて欲しい、ラスト全然違うし、レクター博士の怖さ再認識できます。≫




初秋 ロバート・B・パーカー ハヤカワ・ミステリー文庫

かたくなに心を閉ざし、なにごとにつけても無関心な十五歳のひ弱な少年ポール。両親は離婚問題でいがみ合い、養育権を争うだけで息子を省みようともしない。見るに見かねた私立探偵スペンサーは、少年を連れ出し二人だけの生活を始め、ポールに自らの手で人生を切り開く術を身を持って教え込んでいく。(何時もは、相棒のホークと暴れまわるスペンサーなんだけど、ここでは少年との、心温まる交流が描かれている。)




サマータイム・ブルース サラ・パレッキー ハヤカワ文庫

銀行の専務と名乗る男が、私立探偵V・Iのもとを訪ねてきた。息子の恋人が失踪したので探してほしいという。が、V・Iが見つけたのは当の息子の射殺死体だった。調査を進めるV・Iの前に大規模な保険金詐欺の実態が。(シカゴの女性探偵V・I・ウォーショースキーの初登場作。女性探偵ものが一大潮流となるきっかけを作った作品)




チップス先生さようなら ヒルトン 新潮文庫

同名映画の原作。ピーター・オトゥール主演で映画化されたんだけど、ほんといい映画です。先生と生徒の触れ合いみたいな映画たくさんあるけど、チップス先生が最高です。




1977リッパー デイビット・ピース はやかわ文庫

売春婦の喉を次々抉り、英国を震撼させたヨークシャー・リッパー。刑事ボブは愛人の売春婦ジャニスをその魔手から護るべく、独自の調査を開始するが、「女の皮膚を送る。残りは揚げて食べた」というリッパーからの手紙が届けらた。狂気の淵に追い込まれながらも、ボブは殺人鬼逮捕に死力をつくすが・・・・累々たる死体が飾る1977年、血塗ら れた暗黒年代記の第二幕が始まる。




1974ジョーカー デイビット・ピース はやかわ文庫

背中に白鳥の羽が縫いつけられ、性器に薔薇が突き刺された少女の死体。ヨークシャーの新聞記者エディーは、モーテルで謎の男から、凄惨な写真を強引に渡される。写っていたのは彼が調査中の殺人事件の犠牲者であった。少女に憑かれたように真相を追うエディーはやがて果てしない奈落の底へ・・・・・罪は罰せられず、悪が善を凌駕する時代、1974年の悪夢は始まったばかり。英国の暗部を抉り出す狂気と美の暗黒年代記、開幕




ダ・ヴィンチ・コード上・下 ダン・ブラウン 角川書店

「モナ・リザ」「岩窟の聖母」「ウィトルウィウス的人体図」数々のダ・ヴィンチ絵画の 謎が導く、歴史の真実とは? 全世界で800万部売れたらしいっす、ちょと期待しすぎたw
一つの謎を解き明かすと次の謎への手がかりあるんだけど、殆どが言葉のパズル、西洋やキリスト教の歴史に疎い私にとっては何の事やらさっぱり!!主人公が謎を解き明かすのを指をくわえて見てるだけって言うか読んでるだけ、一つの謎を解き明かされても「なるほど」っと驚く事も出来ず「は~そうですか」って感じで内容にのめり込む事が出来ずに話しは終わってしまったヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ
ヨーロッパ及びキリスト教の歴史の知識があり英語が堪能なら面白さ倍増するかもw




利腕 デイック・フランシス はやかわ文庫

元チャンピオン・ジョッキーのシッド・ハレーは落馬事故で片手に大怪我を負い、選手生命を絶たれるが、今は調査員として働いていた。そんな彼に昔馴染の厩舎から依頼が。所属の有力馬が次々と原因不明の負け方をし、レース生命を絶たれるという不可解な事件を調べてくれというものだった。調査に乗り出した彼にとんでもない脅迫が、残された手を失くしたく無ければ手を引けと。≪著者の競馬シリーズの中でもシッド・ハレーが登場する「大穴」「利腕」「敵手」特におすすめです≫





おかしなことを聞くね ローレンス・ブロック ハヤカワ文庫

ローレンス・ブロックの短編集です。19の話がのってるけど、最期にゾックってするのと、(ノw`)ンフ゜フ゜って噴き出すのと半々かな。一番気に入ったのは「あいつが死んだら」かな。借金で首が回らない男の元にある手紙が届く、内容は彼の全然知らない男の名前が書いてあって、その男が死亡したら、あなたに500ドル差し上げますって書かれてる、なにかのイタズラだろうって思った彼は、その事を忘れてたんだけど、何日か後の新聞で手紙に書かれていた男の死亡記事を発見する。そして翌日500ドルが彼の元に届く。狐につままれたような彼の元にまた手紙が届く、今度も彼の全然知らない男の名前が書いてあって、その男が死亡したら今度は1000ドル差し上げますと書かれてる。びっくりした彼は、手紙に書かれた名前でその本人を見つけ出した。その人は病院で今にも死にそうな危篤状態で、それを知った彼はその人が死ぬのを望むようになって・・・≪結構笑えるよ≫




八百万の死にざま ローレンス ブロック ハヤカワ文庫

私立探偵のスカダーは、知り合いのコールガールから、足を洗いたいので、代わりにヒモと話をつけてくれと頼まれる、ヒモは意外にもあっさりと願いを受け入れたが、その直後そのコールガールがめった切りにされて殺される。 マンハッタンのアル中探偵マット スカダー登場、大都会ニューヨークに暮らす人々の生きざまと、死にざまがすごい迫力で迫ってくる。≪タイトルの八百万はニューヨークの人口≫





豚は太るか死ぬしかない ウォーレン・マーフィー ハヤカワ文庫

保険調査員のトレースは、多額の生命保険を掛けて失踪した不動産屋を探すことに、手がかりを求めて彼の家に行くと残された妻は警察沙汰になるのを避けたがっていた、やがて不動産屋は、意外な場所で死体となって発見される・・・・・≪トレースと恋人チコの名コンビが繰り広げる、抱腹絶倒の活躍を描いて、いっきに読ませてくれます。でも絶版かも(T。T)≫




騙し絵の檻 上・下 ジル・マゴーン 創元推理文庫

無実の罪で無期懲役の判決を受けたビル・ホルトは16年後に仮釈放後、自分を陥れた真犯人に復讐するため捜査を開始する。事件に関わった人間には皆動機があり次々と浮かび上がる疑惑しかし確証がない。そこでビルは仮説を立て推理しまた新たな捜査を繰り返し真犯人を追い詰めていく、そこには驚愕の真相が・・・場面展開も速く面白く読めますよ




さむけ ロス・マグドナルド ハヤカワ・ミステリー文庫

新婚旅行初日に失踪した妻ドリーを探してくれと依頼されたアーチャーは、ほどなくしてドリーの居所を突き止めるが、彼女は夫のもとに帰るつもりはないと言う、しかしなぜ彼女は失踪し、全然土地勘のない場所で、大学関係者のもとに身を寄せているのか、またなぜ偽名をつかって大学に通っているのかは依然としてなぞのままだった。調査を続行したアーチャーは数日後、依頼人の傍らで裂けたブラウスを身にまとい、血まみれの両手を振りかざして狂乱するドリーを目撃する。≪タイトルどうり最期はほんとに、さむけするよ・・・ぞぞ~~≫




ブルー・ドレスの女 ウォルター・モズリイ ハヤカワ文庫

1948年、ロサンジェルス。失業中の黒人労働者イージーは、家のローンを返済するため、美貌の白人女性ダフネを探し出す仕事を引き受けた。調査を開始したイージーは、ダフネが出入りしていたもぐり酒場を訪れ、彼女の知人の黒人女性を見つけ出したが、数日後その女性が殺され、事件は思はぬ方向へ動き出す。≪ダフネは美貌の白人女性じゃないのか~~びっくりぎょうてんの結末が≫




人間ぎらい モリエール 新潮文庫

喜劇作家として有名なモリエールですが、喜劇というか、乾いた笑い、人間の偽善とか人間関係の難しさもどかしさが巧妙に描かれています。悲劇なんだけどブラックユーモアというか、皮肉っぽい笑いというか、やるせない笑いがこみ上げてきます。





深夜プラス1 ギャビン・ライアル ハヤカワ・ミステリー文庫

第二次世界大戦中、対独レジスタンス工作員だった、ルイス・ケインは、その当時のコード・ネーム、カントンで呼び出しをうける。呼び出したのは、昔の仲間アンリ・メルランだった。メルランはカントンに仕事を依頼する「ブルターニュからリヒテンシュタインへ行きたがってる客がいるが、それを力ずくで阻止しようとしている連中がいる、途中で撃ち合いになりかねない、報酬はフランで一万二千」依頼を受けたカントンは元アメリカ大統領護衛官ハーヴェイ・ロヴェルを仲間に引き入れ、リヒテンシュタインへ向かうのだが。≪プロフェショナルどうしの、銃撃戦・カーチェイス、緊張感あります≫




マダム・タッソーがお待ちかね ピーター・ラブゼイ ハヤカワ文庫

ロンドンの高級写真館で助手をつとめる男が毒殺される、警察の調査の結果、彼に恐喝されていた館主の妻が逮捕される、彼女は公判の前に自らの罪を告白し、判決は絞首刑と決まったが、内務大臣の許へ届いた一枚の写真がすべてをくつがえした。そこには彼女の犯行を不可能たらしめる重要な鍵が写っていたのだ、彼女は無実なのか?ではなぜ自白したのか、12日後にせまった処刑を前に、警視総監の命をうけたクリップ刑事は、極秘の捜査を開始するのだが。≪ちなみに、マダム・タッソーとは、女性蝋人形師でロンドンの蝋人形館にギロチンにかけられている光景や殺人鬼の肖像を作くり、「戦慄の間」にそれらを並べた人≫





苦い林檎酒 ピーター・ラヴゼイ ハヤカワ文庫

戦時下イギリスのリンゴ園で、美しい娘が殺害される。当時少年だったセオドア・シンクレアは、被告に不利な証言をしたために、米軍兵士が死刑になる。 20年後一人の娘が、セオドアを訪ねて来る、死刑になった米兵の娘だった。彼女は父親の無実を証明する気でいるのだが。≪下手な推理すると、最期に大どんでん返しくらちゃいますよ(ノw`)ンフ゜フ゜≫




雨のやまない夜 サム・リーブス ハヤカワ文庫

シカゴに住む、クーパーとダイアナの元に、ダイアナの昔の恋人トミーが訪ねて来る、戸惑うダイアナに寛大な処を見せるクーパーだか、彼女の態度がどこかよそよそしくなるに連れて、不安になるクーパー、いったい二人の過去になにがあるのか?自暴自棄に落ちいった彼は、些細なことから喧嘩をしてしまい警察の留置場に入れられる、そしてその夜とんでもない事が、ダイアナの車の中で銃で撃ち殺されたトミーの死体が発見され、ダイアナは行方不明に・・・・・・≪プロの殺し屋に狙われるクーパーとダイアナ、ハラハラドキドキの連続そして最期に、全ての謎が解けた時女ってほんと怖いなって実感、ひぇぇ≫







B o o k 3


       う  え  

         け  

       す  せ  そ

     ち    て  と

     に  ぬ    

       ふ    ほ

   ま      め  も

          




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ページ3お勧め
  「苦いりんご酒」
  「永遠に去りぬ」
  「おかしな事を聞くね」
  「千尋の闇」
  「僕の心臓を盗まないで」




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